1898年 - 1947年

横光利一

よこみつ りいち

作風・特徴

小説家・俳人・評論家。新感覚派のリーダーとして大正〜昭和に活躍。句会「十日会」を主宰し、水原秋桜子・石田波郷らと交流した。小説作品の中にも俳句を盛り込み、文学と俳句を融合させた。

生涯・略歴

明治31年(1898)3月17日、福島県北会津郡(現・会津若松市)生まれ。本籍は大分県。早稲田大学高等予科修了後、菊池寛に師事。大正12年(1923)、「蠅」「日輪」で文壇デビュー。翌大正13年、川端康成・片岡鉄兵らと同人誌『文芸時代』を創刊し、新感覚派文学運動の旗手となる。昭和5年(1930)発表の「機械」は新心理主義の代表作として文学界に衝撃を与えた。昭和10年、第1回文藝懇話会賞受賞。同年「純粋小説論」を発表し、「文学の神様」と称された。俳句にも熱心に取り組み、句会「十日会」を主宰。水原秋桜子・石田波郷らが参加し、小説作品の中にも俳句を多数盛り込んだ。昭和11年渡仏。帰国後、大作『旅愁』を書き続けたが未完のまま、昭和22年(1947)12月30日、49歳で死去。

代表句 (1件)

早春に 挽く樹のゆるき 倒れかな
季語: 早春 (spring)
横光利一全集