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鷲谷七代

わしやななだい

作風・特徴

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代表句 (2件)

経木流すひとりは水に手を浸し
季語: 経木流 (autumn)
【現代語訳】人々が経木を流すなか、ある一人は水に深く手を浸したままでいる。【鑑賞】経木を手放したあとも、名残を惜しむかのように川の水に手を浸し続ける人物を捉えています。亡き人への深い追慕や、去りゆく魂とのつながりを水を通して感じようとする切ない心情が、静かな動作から伝わってきます。
花笠の渦へ吸はるる夜風かな
季語: 花傘祭 (autumn)
【現代語訳】美しく波打ち回転する無数の花笠の渦の中へ、秋の夜風が吸い込まれていくようだ。 【鑑賞】祭りの熱狂と美しさを、踊りの群れを「渦」と捉えることで力強く表現した一句です。吹き抜ける涼やかな夜風が、熱気溢れる踊り手の輪の中へ巻き込まれていく情景が目に浮かびます。動的な祭りの勢いと初秋の空気感が鮮やかに響き合っています。