1605年 - ?

西山宗因

にしやまそういん

作風・特徴

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生涯・略歴

西山 宗因(にしやま そういん、慶長10年(1605年) - 天和2年3月28日(1682年5月5日))は、江戸時代前期の俳人・連歌師。本名は西山豊一。父は加藤清正の家臣西山次郎左衛門。

代表句 (2件)

かりの涙や雲のなきところ
季語: 雁の涙 (autumn)
【現代語訳】雲一つなく澄み渡った秋の夜空であるのに、どこからか水滴が落ちてくる。これは、空を渡っていく雁が流した涙なのだろうか。【鑑賞】雲のない空から降る夜露や微細な雨を、渡り鳥である雁の涙に見立てた、談林派の祖・宗因らしい機知と古典的風雅が融合した名作です。
七夕の雨や天つ瀬あふれけん
季語: 七夕雨 (autumn)
【現代語訳】七夕の夜に雨が降ってきた。天の川の水が溢れかえって地上に零れ落ちてきたのだろうか。 【鑑賞】談林派の祖である宗因による、奇抜で雄大な着想が光る一句です。地上に降る七夕の雨を、天上の川(天つ瀬)が満水になって溢れたものと見立てることで、雨の夜の哀愁をユーモラスかつ壮大な宇宙的ファンタジーへと昇華させています。