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西本一都

にしもといっと

作風・特徴

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代表句 (2件)

荒地野菊吹かれやすきに風まかせ
季語: 荒地野菊 (autumn)
【現代語訳】荒地野菊が風に吹かれやすいままに、吹く風に身を任せて揺れている。【鑑賞】荒れ地に育つ草だからこそ、風に抗うのではなく、風の流れに身を委ねて揺れる姿に、自然のありのままの逞しさと無心の境地が映し出されています。
千振引く手よりあふれてゐたりけり
季語: 千振引く (autumn)
【現代語訳】夢中で千振を引き続けているうちに、いつの間にか抱えた手からこぼれ落ちそうにあふれていた。 【鑑賞】一本一本は小さな草である千振を、束になるほど熱心に引き集めた収穫の喜びと素朴な豊かさを捉えています。「あふれてゐたりけり」の気づきの中に、晩秋の山に没頭していた作業の充実感が温かく表現されています。