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村越化石

むらこしかせき

作風・特徴

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代表句 (2件)

草の絮吹かれて母のありし家
季語: 草の穂絮 (autumn)
【現代語訳】草の綿毛が風に吹かれて舞っている。かつて母が暮らしていたあの懐かしい家を思い出す。 【鑑賞】風に頼りなく漂う穂絮の姿に、今は亡き母や過去への郷愁を重ねています。草の絮の静けさと儚さが、胸の奥にある追憶の情を静かに際立たせています。
秋燕忌母の山河に暮れなづむ
季語: 秋燕忌 (autumn)
【現代語訳】林火先生の命日である秋燕忌の夕暮れ、母のいる故郷の山河がなかなか暮れきらずに静かに佇んでいる。【鑑賞】師である大野林火への哀悼とともに、自らの原点である母や故郷への思慕を夕暮れの情景に託してしみじみと詠み上げています。