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季語辞典
村上霽月
俳
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村上霽月
むらかみせいげつ
作風・特徴
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代表句 (3件)
鎌はじめ砥石のひびく朝霧に
季語: 鎌はじめ (autumn)
『【現代語訳】稲刈りの作業を始めるにあたり、深い朝霧が立ち込める中で、鎌を研ぐ砥石の音が小気味よく響き渡っている。 【鑑賞】視界を遮る「朝霧」という静寂の中に、シュッ、シュッと響く「砥石の音」を重ねることで、これから始まる労働への緊張感と心地よい高揚感を鮮やかに描き出しています。』
川胡桃落ちて瀬音の高まりぬ
季語: 河胡桃 (autumn)
『【現代語訳】川胡桃の実が川に落ち、それをきっかけにするかのように、川の瀬音が一段と高く耳に響いて聞こえてくる。【鑑賞】実際には胡桃の実が一つ落ちたことで川の流れの音量自体が変わるわけではありませんが、実が落ちる微かな音に意識が向いた瞬間、それまで背景音であった川のせせらぎ(瀬音)が、急に鮮明に立ち上がって聞こえてきた主観的な聴覚のダイナミズムを鮮やかに表現しています。』
頭高に朝日のあたる枯木かな
季語: 頭高 (autumn)
『【現代語訳】頭高の姿に、差し込んできた朝日が当たっている、その止まっている枯木のことよ。 【鑑賞】秋から冬へと向かう澄んだ朝の空気を感じさせる一句です。葉の落ちた枯木にちょこんと止まっている頭高。そこに、昇ったばかりの朝の光がスポットライトのように当たっています。静寂の中に宿る一筋の温かさと、小さな鳥の凛とした佇まいが美しく描かれています。』
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