1571年 - ?

松永貞徳

まつながていとく

作風・特徴

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生涯・略歴

松永 貞徳(まつなが ていとく、元亀2年(1571年) - 承応2年11月15日(1654年1月3日))は、江戸時代前期の俳人・歌人・歌学者。名は勝熊、別号は長頭丸(ちょうずまる)・逍遊軒(しょうゆうけん)・延陀丸(えんだまる)・保童坊・松友など。他に五条の翁・花咲の翁とも称し、明心居士の号もある。

代表句 (2件)

かりの涙に宿る月かな
季語: 雁の涙 (autumn)
【現代語訳】空を渡る雁の涙の中に、夜空を照らす美しい月がそっくり映り込んでいることよ。【鑑賞】貞門俳諧の祖である貞徳の句。一粒の涙という極小の存在の中に、天の月という極大の存在が宿るというダイナミックな対比が、理知的でありながらも風雅に表現されています。
日遣り行く人や伊勢路の松の月
季語: 日やり踊 (newyear)
【現代語訳】日遣りの踊りへと出かけていく人々がいる。その行く手を照らすのは、伊勢路の松の木の間に美しく輝く、新春の月である。【鑑賞】新年の夜、松明を持って踊りへと向かう人々の賑わいと、それを静かに見守る「松の月」という自然の美しさが、絵画的なコントラストを成しています。