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きしもとちげつに
師・芭蕉への深い敬慕が滲む繊細で清澄な女性的作風。尼として出家後の静謐な境地が句に反映され、自然と仏教的観照が溶け合う詠みぶりが特徴とされる。
江戸前期の女性俳人。松尾芭蕉の門人の一人で、近江国大津に縁のある女性俳人として知られる。夫の没後に出家して尼となり、俳諧に専念した。芭蕉の旅を各地で迎えた門弟の一人であり、師への深い敬慕が句にも表れている。女性俳人が少なかった時代に、加賀千代女とともに江戸俳諧を代表する女性の担い手として俳壇史に名を留めている。正確な生没年は記録に残っていない。