1649年 - 1716年
はっとりりょうと
落ち着いた叙情的な句風。自然の中に人の情感を見出す穏やかな詠みぶりで、尾張の蕉風を地域に根付かせた堅実な作風が特徴。
江戸前・中期の俳人。松尾芭蕉の門人の一人で、名古屋俳壇の中心的人物として活躍した。芭蕉の「奥の細道」の旅程においても尾張での歓迎に関わったとされる。蕉風の精神を地域に根付かせることに尽力し、多くの門弟を育てた。落ち着いた叙情的な句風を持ち、自然の中に人の情感を見出す表現が得意であった。名古屋を拠点とした蕉風普及の重要な担い手として俳壇史に名を残す。