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波多野爽波

はたのそうは

作風・特徴

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代表句 (3件)

暁星祭ジャンパーを着て父子かな
季語: 暁星祭 (autumn)
【現代語訳】暁星祭の日、お揃いのようなジャンパーを着た父親と息子が並んで歩いていることだなあ。 【鑑賞】男子校の学園祭にやってきた父と息子の飾らない日常の一コマをスナップショットのように捉えた名句です。秋の日に少し肌寒い中、同じジャンパー姿で歩く親子の親密さと、男子校ならではの清々しい雰囲気が巧みに描かれています。
紅玉の箱を開けては閉めゐたる
季語: 紅玉 (autumn)
【現代語訳】届いた紅玉の箱を、開けてはその美しい赤を眺め、また閉めることを繰り返している。 【鑑賞】箱いっぱいに詰まった紅玉の鮮やかな赤と豊かな香りに心を奪われ、何度も箱を開閉してしまう仕草を素直に写し取っています。日常のささやかな動作の中に、秋の豊かな恵みへの喜びがにじみ出るユーモラスで愛着の湧く名句です。
洗ひたる墓にもどれば洗ひをり
季語: 墓洗ふ (autumn)
【現代語訳】すでにきれいに洗い終えたはずの墓に戻ってみると、誰かがまた丁寧に洗っていることだ。 【鑑賞】家族や親族がそれぞれ水を汲んでは、同じ墓石を何度も清めている様子を客観的にスケッチしています。感情を誇張せず、ただ繰り返される所作をそのまま提示することで、お盆の墓参りならではの情景と人々の敬虔な思いを飄々と描き出しています。
波多野爽波(はたのそうは)の生涯と代表的な名句 | 俳句びと歳時記WEB | 俳句びと