季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「室咲の梅(むろざきのうめ)」とは、温室や土室などの加温した室内で人工的に早く咲かせた梅の花を指します。冬の季語であり、正月の祝い花や新春の床の間を飾るために、晩秋から冬の寒さの中で育てられます。本来の梅は春先からほころびますが、室咲の梅はひと足早く春の風情を届けてくれるため、寒さ厳しい冬の生活に彩りと希望を与えてくれる存在として古くから親しまれてきました。
自然の寒風に耐えて咲く野梅とは異なり、「人の手で大切に慈しまれ、温室で育てられた」という独特の繊細さや温もりを意識して詠むのがポイントです。外の冷たい雪や木枯らしといった厳しい寒気と、室内の暖かさや静けさ、花の初々しい柔らかさとの対比を描くと、季語の持つ情趣がより鮮明に際立ちます。
・室内や調度品を表す言葉(床の間、障子、玻璃、行灯、花瓶) ・外の寒さを感じさせる言葉(雪、木枯らし、霜夜、寒気) ・花の様子や香りを表す言葉(一枝、ほころぶ、微香、つぼみ)