季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「凍ゆる(こごゆる)」は、厳しい寒さのために水や土などが凍りつくこと、また寒気によって身体が縮こまり、かじかむことを意味する冬の季語です。古語の動詞「こごゆ(凍ゆ)」に由来し、現代語の「凍る」や「凍える」の原形ともいえる言葉です。単に氷が張る物理的な現象にとどまらず、寒さによってあらゆる生き物や自然の営みが動きを止め、硬直していくような、古風でどこか静謐な響きと情感をたたえています。
「凍ゆる」という言葉自体に深い寒さと静けさが備わっているため、「寒い」「冷たい」といった直接的な言葉を重ねる必要はありません。水たまりの薄氷、霜柱を踏む土、あるいは冷え切った夜の静寂など、視覚や触覚で寒さを感じさせる具体的な事物を取り合わせるのが上達の秘訣です。万物の動きがピタリと止まる「静」の瞬間や、張り詰めた空気の緊張感を意識して詠むと、言葉の持つ凛とした美しさが一層際立ちます。
・天体や時刻:夜、月、星、暁、朝 ・自然や風景:水、波、土、岩、日差し、影、風 ・身体や暮らし:指先、息、硯、畳、板戸、足音