助炭

助炭

じょたん

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「助炭(じょたん)」とは、冬に火鉢や掘り炬燵(ほりごたつ)などの上にすっぽりと被せる、覆いのことです。竹や木の細い骨組みに、渋紙や油紙、美濃紙などの丈夫な和紙を何重にも張り重ねて作られます。熱が逃げるのを防いで保温効果を高めるだけでなく、灰の飛散や火の粉による危険を防ぐ役割も果たしました。漢字の「炭を助ける」という表記のとおり、炭火の温もりを無駄なく長く保つための生活の知恵から生まれた道具です。現代の暖房器具とは異なり、紙越しにほんのりと漏れ出るぬくもりや、少し薄暗い部屋に浮かぶ陰影に、冬ならではの日本的な美意識と風情が宿っています。

この季語で詠むコツ

助炭は、静けさや侘び住まい、あるいは冬の夜の親密な時間を描くのに適した季語です。張り巡らされた紙の手触りや、使い込まれて変色した紙の艶、助炭越しに感じる炭の熱気や匂いなど、視覚や触覚を意識して詠むと実感がこもります。また、助炭を少し持ち上げて炭の様子を確かめたり、お湯を沸かす鉄瓶を置いたりと、生活の中の具体的な仕草を取り入れると、その場の情景が生き生きと立ち上がってきます。静寂や孤独感を描くときにも強い力を発揮します。

相性のいい言葉・取り合わせ

・素材や状態を表す言葉:渋紙、油紙、継ぎ張り、煤(すす)、古び ・五感に響く言葉:微温(ぬくもり)、暗がり、匂い、紙の鳴る音、静まり返る ・生活や空間の言葉:茶室、山居、机、灯影、夜更け、独り居

みんなの「助炭」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

春寒や

風にほどける

子の笑みよ

春嵐

ヒーター点ける

四月尽

春の夜や

しゃりと響ける

竹の味

白き花

道にこぼれて

春ほほえむ

春の風

店を離れて

息あたたか

春の風

温もりまとい

街やさし

関連する「冬」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事