1648年 - 1716年

山本荷兮

やまもとかけい

作風・特徴

初期蕉風を確立した格調と力強さを持つ尾張的作風。芭蕉の革新を最初に支えた実践力が特徴で、連句の技量も高く評価されていた。

生涯・略歴

江戸前期の俳人・医師。松尾芭蕉の高弟で名古屋俳壇の中心的人物。芭蕉の代表的句集『猿蓑』(元禄四年)の前段にあたる撰集『冬の日』(天和三年)を編集・刊行し、初期蕉風の確立に決定的な役割を果たした。医師としても活躍する傍ら俳諧を深め、尾張における蕉風の拠点を築いた。後に芭蕉と疎遠になったとも伝わるが、蕉風成立史における功績は極めて大きい。

代表句 (2件)

暁の つるべに上がる 椿かな
稲妻に 大仏拝む 野中かな