? - 1714年

野沢凡兆

のざわぼんちょう

作風・特徴

鋭い観察眼と大胆な表現が特徴の個性的作風。芭蕉門下中でも際立つ独創性を持ち、日常の事物を鋭く切り取る緊張感ある詠みぶりが評価される。

生涯・略歴

江戸前期の俳人で、松尾芭蕉の高弟の一人。京都の医師を生業としながら俳諧に親しみ、芭蕉から高く評価された。芭蕉撰の代表的句集『猿蓑』(元禄四年)の編者の一人として重要な役割を果たし、その序文的な立場にもあった。独自の鋭い観察と大胆な表現が特徴で、後に芭蕉派の中でも際立つ個性を放った。後半生については記録が少なく、没年も確定していない。

代表句 (2件)

骨柴の 刈られながらも 木の芽哉
渡りかけて 藻の花のぞく 流れかな