1668年 - 1738年
なかがわおつゆう
芭蕉の「さび」「しをり」を忠実に継承した内省的作風。自然の静けさの中に孤独と深みを詠む、蕉風正統の句境が特徴。
江戸中期の俳人。伊賀国出身で、松尾芭蕉の高弟の一人として知られる。芭蕉の故郷に近い地に生まれたことも縁となり、蕉風を深く学んだ。芭蕉没後も蕉風の精神を守り伝えることに尽力し、地方俳壇の振興に貢献した。その句は芭蕉の「さび」「しをり」の美意識を忠実に受け継ぎ、自然の静けさを詠んだものが多い。