1662年 - 1704年

内藤丈草

ないとうじょうそう

作風・特徴

繊細で内省的な孤高の句風。静寂と余情を大切にし、孤独の境地を澄んだ言葉で詠む蕉門随一の静謐派。

生涯・略歴

江戸前期の俳人で、松尾芭蕉の十哲の一人に数えられる。尾張国の武士の家に生まれ、後に出家して仏頂和尚に師事しつつ芭蕉に俳諧を学んだ。芭蕉臨終の際にも枕辺に付き添ったことで知られ、師への深い敬慕が伝わる。繊細で内省的な句風を持ち、「うずみ火やここに世はあるひとりかな」など孤高の境地を詠んだ作品が多い。

代表句 (2件)

白雨に はしりくだるや 竹の蟻
雨に折れて 穂麦に狭き 小径かな