1729年 - 1780年

三浦樗良

みうらちょら

作風・特徴

飄逸で軽妙、流浪の旅人らしい自由な詩情が漂う句風。伊勢的な土着の情感と漂泊の哀愁が融合した中興俳諧を代表する個性的作風。

生涯・略歴

江戸中期の俳人。志摩国(現・三重県鳥羽市)生まれ。天明中興俳諧六家の一人に数えられ、蕪村らと交流を深めた。伊勢に無為庵を結び流浪行脚を続けながら独自の俳風を確立した。飄逸で軽妙な句風が特徴で、晩年は京都に住した。中興期俳諧の一翼を担った重要な俳人であり、各地の撰集や俳諧結社にも深く関わった。

代表句 (4件)

うぐいすの 古声したふ 初日かな
夜はうれしく 昼は静かや 春の雨
鶯の 鳴くや昨日の 今時分
ふるさとへ 戻りて見たる 柳かな