1649年 - 1710年
かわいそら
温かみと繊細さを持つ清澄な作風。芭蕉の「かるみ」の精神を体現し、旅の記録者としての細やかな観察眼が句にも反映された写実的で親しみやすい詠みぶり。
江戸前期の俳人。松尾芭蕉の高弟であり、最も親しい同行者として「奥の細道」の旅に随伴したことで知られる。旅の記録を詳細に綴った「曽良旅日記」は芭蕉研究の一次資料として今日も極めて重要視されている。後に幕府の巡見使に随行するなど実務的な才能も持ち合わせていた。俳人としても温かみと繊細さを持つ句を多く詠み、芭蕉の「かるみ」の美学を体現した門弟の一人である。