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Uncategorized2026年4月10日

俳句の作り方入門|最初の1句を作るコツ

はじめての俳句サポーター 凛

はじめての俳句サポーター 凛

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俳句の作り方入門|最初の1句を作るコツ

「俳句を作ってみたいけれど、何から始めればいいか分からない」「五七五に言葉を当てはめるのが難しい」と感じていませんか?俳句は、日本の美しい四季や日常のふとした感動を十七音という短い言葉で表現する素晴らしい文芸です。

私は俳句を始めてから10年以上が経ちますが、最初の頃は指を折りながら必死に文字数を数え、季語の扱いに四苦八苦した記憶があります。しかし、いくつかのコツを掴めば、誰でも自然に自分の心の中にある風景を句にできるようになります。

この記事では、私が長年の作句経験を通して学んだ「初心者が最初の1句を作るための具体的なステップ」を解説します。実際の失敗談や具体的な俳句の例も交えながら、実践しやすい形でお伝えします。

🟡俳句の作り方を最初に知る

俳句を作る前に、まずは基本となるルールを理解しておきましょう。俳句の最も大きな特徴は、「五・七・五の十七音」で構成されることと、「季語を1つ入れる」ことです。

実は、俳句とよく似た文芸に「川柳」があります。どちらも五七五の形式をとりますが、俳句が自然や季節の移ろいを中心に詠むのに対し、川柳は人間社会や人情を風刺やユーモアを交えて詠むという違いがあります。詳しい違いについては、俳句と川柳の違いの記事で解説していますので、参考にしてください。

俳句は短いからこそ、すべてを説明しすぎない「余白の美」が求められます。自分の感動をカメラのシャッターを切るように切り取るイメージを持つと、俳句の作り方がスッと腑に落ちるはずです。

🟡初心者でもできる5ステップ

ここからは、実際に最初の1句を作るための手順を5つのステップに分けて解説します。

1 テーマを決める

まずは「何を詠みたいか」を決めます。壮大な風景である必要はありません。「朝顔が綺麗に咲いていた」「帰り道で冷たい風が吹いた」「スーパーで秋刀魚を見かけた」など、日常のささいな出来事や心の動きが最高のテーマになります。私がよくやるのは、散歩中に気になったものをスマホのメモ帳に書き留めておくことです。後から見返すと、立派な俳句の種になっています。

2 季語を1つ選ぶ

テーマが決まったら、季節感を表す「季語」を選びます。ここで大切なのは、原則として1つの句に季語は1つだけにするということです。初心者の頃、私は「春の風」と「桜」を同じ句に入れてしまい、指導者の先生から「主役が2ついて喧嘩しているよ」と指摘されたことがあります。これは「季重なり」と呼ばれる失敗です。
季語選びに迷ったときは、初心者に使いやすい季語一覧をご覧いただくと、季節ごとの代表的な季語を見つけることができます。

3 五七五に置く

テーマと季語が決まったら、いよいよ五七五のリズムに言葉を当てはめていきます。最初から完璧な十七音にならなくても構いません。まずは言いたいことを書き出し、そこから削ったり言い換えたりしてリズムを整えていきます。字余り(文字数が多くなること)や字足らず(文字数が少なくなること)になっても、まずは形にしてみることが大切です。

4 切れや余韻を意識する

俳句をただの短い文章から「詩」へと昇華させる重要な要素が「切れ」です。「や」「かな」「けり」といった「切れ字」を使うことで、句の中に「間」や「余韻」が生まれます。例えば、「海を見ていた夏休み」よりも「海を見ていた夏休みかな」とするだけで、感慨深さが増します。切れ字の使い方については、切れ字の基本と効果で詳しく解説しています。

5 声に出して推敲する

句ができあがったら、必ず声に出して読んでみましょう。目で見ているだけでは気づかないリズムの引っかかりや、言葉の不自然さに気づくことができます。私も作った句を何度も声に出して読み、少しずつ言葉を入れ替える「推敲」の作業を大切にしています。声に出して心地よいリズムになっていれば、その句は完成に近づいています。

🟡俳句の具体例

ここでは、私が過去に作った句や、初心者の方におすすめの分かりやすい例句をいくつかご紹介します。

例句1:秋風や コーヒー冷める 窓の際

日常のワンシーンを切り取った句です。「秋風」という季語と「や」という切れ字を使い、少し肌寒くなってきた季節の移ろいと、時間の経過を表現しています。

例句2:春の月 帰り道には 影二つ

「春の月」を季語に選びました。誰かと一緒に歩いている情景を、あえて人物を直接描かず「影二つ」という映像だけで見せています。

このように、見たものや感じたことを素直に十七音に落とし込むだけで、立派な俳句になります。

🟡初心者がつまずきやすい失敗

10年以上の経験の中で、私自身も多くの失敗を重ねてきました。初心者の方が陥りやすい失敗パターンをいくつか共有します。

すべてを説明しようとする

:十七音しかないので、あれもこれもと詰め込むと情景がぼやけます。「嬉しかった」「悲しかった」という感情の言葉は使わず、景色で感情  を表現する(客観写生)のがコツです。

季重なり

前述の通り、季語を複数入れてしまうと焦点がブレてしまいます。

難しすぎる言葉を使う

無理に古語や難しい漢字を使う必要はありません。現代の日常語を使った方が、かえって読み手の心に響くことが多いです。

🟡俳句を続けるコツ

俳句は作れば作るほど上達し、世界の見え方が変わってきます。続けるための最大のコツは、作った句を誰かに見てもらうことです。

私自身、俳句専用のSNSアプリ「俳句びと」を活用しています。作った句をアプリに投稿すると、同じように俳句を楽しむ仲間から「いいね」やコメントがもらえます。縦書きの美しい短冊デザインで自分の句が表示されるのを見るだけでも嬉しくなりますし、他の方の素晴らしい句に触れることが最大の学習になります。一人でノートに書いているだけでなく、ぜひこうした場を活用して、楽しみながら継続してみてください。

🟡まとめ

最初の1句を作るためには、難しく考えず、まずは日常の感動を十七音に乗せてみることが大切です。テーマを決め、季語を選び、五七五のリズムに乗せる。そして声に出して推敲する。このステップを踏めば、必ずあなただけの素敵な一句が生まれます✨

失敗を恐れず、まずは今の季節を感じて、言葉を紡いでみてください☺️

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さらに本格的に俳句の作り方を学びたい方は、ぜひ以下のまとめ記事もご覧ください。

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